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値決めの極意(4)

シリーズ4回目ではありますが

今回、最も重要なお話です。


なぁ〜に言っちゃってんの


って声も聞こえそうなのですが

そう思ったら要注意です。


新たな取引を開始する場合


「うちはどこに出すのも同じ値段だから」


ということありませんか。

実際、結構多いケースだと思います。


正直に

ストレートに言えば


こういう答えが帰ってきたら

その取引先とは継続してお取引しない方が良いかも知れません。


価格の決めるとき大切なのは末端マーケットプライスですが

そこに至るまでのシミュレーションも欠かせません。


つまりバリューチェーン

末端市場に至るまでの商流等々

付加価値ポイントをつないで検討する必要があります


他方

営業コストについて考えてみるとわかりやすいかも知れません

新規開拓

その後の営業

そのコストを担うのはだれか?

どのように担うのか?


ここでいうコストとは”広義なコスト”です。


値決めは

・マーケティングでいうPRICE

・会計でいう付加価値と管理会計

これらの要素を含めて検討しなければなりません。


「うちはどこに出すのも同じ値段だから」


という答えの裏には

検討すべきことが出来ていない

可能性が疑われます


なんとなく世の中の常識に反するような気もして

この記事を書くべきか悩んだ時期もありました


しかしながら最近

ある意味確信的な経験もしましたし

創業の後の経験を積み上げた上でも

確信的に言えるようになって来ましたので

記事にしてみました。


今回も一枚の図表にしてみました。



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